MENU
main_03

title

当院の一経穴鍼療法

当院の鍼療法は、まず患者様の両手首の脈を見させて頂きます。
その所見から、施術に適した一穴を用います。

その運用については、手首の脈を診ながら

①脈象に応じて、黄色の色紙の枚数と形を選び、皮膚上に置きます。

②左側又は右側の手首の皮膚面の一経穴を選び、厳密に取穴します。

③穴と鍼先との距離を設定して、気を漏らさない様施術します。

鍼施術終了の目安は、脈状の堅さが消失して柔かく、力がつき、滑らかに流れる《胃の気の脈*生命力、或いは治癒力の目安となる》になっている事を確認して施術を終わります。

同時に施術前・後の生命体の変化や施術効果の確認の目的で、声の調子、目の力、顔色や皮膚の色艶、お腹の弾力、舌の所見、手足の冷え・熱の程度、患部や首・肩の筋肉の緊張度の程度を拝見しております。

本鍼療法は、『相火の働き』を重視した一経穴を選び、穴を通して先天の元気・後天の元気を活発化させる事に重点が置かれ、また病の勢いが治まるまで『集中施術』が可能という特徴があります。

作用は、人間誰もが持ち備えている自然治癒力を高めて生命力をより強く引き出して症状の回復を図り、局所・患部は勿論のこと人間丸ごとに影響を与える、という東洋医学の特徴がみられます。

本院の鍼療法を経験され、症状改善作用を十分確認なさったならばご家族・ご友人にも是非お勧め下さい。

こういう症状の方に喜ばれています

患者様の鍼施術作用の自覚は、病気の重症度や罹患期間、鍼施術頻度、長期間の薬剤使用の有無に左右されますが、身体をリラックスさせる副交感神経反射(筋肉緊張のゆるみ、唾液分泌、身体の温もりなど)の高まりはどの方にも即効性で認められます。
その他、患者様自身の気質や生活習慣の見直しは病の快復に大きく影響します。

皮膚疾患帯状疱疹、アトピー性皮膚炎、ニキビ、接触性皮膚炎、化膿、かぶれなど、溶血性連鎖球菌感染による発熱を伴う全身発疹、掌蹠膿疱症、皮膚や爪の水虫、皮膚のシミ、円形脱毛症、男性の禿頭(中年以降に多い禿げ)など
婦人科疾患子宮内膜症、生理不順、子宮筋腫、不妊症、慢性子宮脱、乳腺症、子宮ポリープ、不育症、逆子など
更年期症状不眠・食欲減退・体重減少・うつ症状、その他の愁訴など
耳鼻科疾患中耳炎、蓄膿症、花粉症、鼻炎、突発性難聴、メニエル氏病など
内科疾患高熱・微熱(*風邪・インフルエンザは、他者への二次感染予防の為事前にお伝え下さい)、
糖尿病及びその合併症による皮膚感染症状や眼底出血・白内障、複視など。
薬の副作用(抗癌剤や放射線の副作用も含む)薬剤性ショックによる循環不全(乏尿、血圧低下、意識なし)など *2例ほど遭遇し改善した臨床経験がありますが、先ずは医療機関をお勧めします。
眼科疾患麦粒腫、散粒種、眼圧亢進性や視神経萎縮による緑内障、霧視、仮性近視
歯科歯痛、抜歯後の感染予防、顎関節症、歯肉炎など
外科・整形外科
疾患
膝関節炎による腫れ・水腫、五十肩、ムチウチ症、筋肉性の腰痛や寝違え(首の痛み)、腱鞘炎、腰椎椎間板ヘルニア、炎症性疾患(ギックリ腰、虫垂炎、捻挫、打撲、おでき、ひょう疽、局所的な化膿や感染性炎症のもの)、良性腫瘤、外痔核、坐骨神経痛、局所の火傷、骨折の早期治癒目的、骨のヒビ、脊柱管狭窄症、末梢性の顔面神経麻痺など
泌尿器科尿道炎、膀胱炎、前立腺肥大による尿線細小や頻尿、尿失禁、慢性前立腺炎による痒み・痛みなどの不快症状
膠原病や難病関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、パーキンソン症状、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症
*上記のうち、症状改善は顕著でも諸事情で鍼療法を途中で断念した例もあります。
癌疾患

がん性腹膜炎による腹水や下肢浮腫、癌性疼痛、転移あり手術不可能の状態、手術前に鍼療法を試したい、抗がん剤治療で副作用が強いなど

①肺癌末期(気管分岐部の3cm大の腫瘍を残して手術。リンパ節転移あり、抗がん剤治療と放射線  照射治療終了*本人に予後は伏せている)

来院時の症状(退院後本院へ直行)

食欲不振で体重減少著しい。顔色不良。息切れあり50m位しか歩けない。
咳と痰、手術痕の痛みなどで眠れない。

抗がん剤の副作用で手足のしびれ強度。手足は冷たい。

2回(朝・夕)/1日、1か月間、毎日鍼施術した結果、

上記すべての苦痛症状は消失し、食事摂取量も増える。

体力がつき、朝・夕積極的に散歩に行くようになった。
1か月後、病院へ受診―医師が「腫瘍が奇跡的に自然縮小している」と驚嘆された、と患者さんから喜びの連絡あり。後、遠方の離島に帰ってから益々正常時の体調に戻り、「自分で治す自信がある」と言って治療を中止。

②胃癌(肝転移あり末期―*本人には病名を胃潰瘍と説明)

来院時の症状

上腹部が膨隆し硬い。肝肥大を触れる。上腹部と背部の疼痛で不眠。

便はタール便。軽い腹水と下肢むくみあり。

食事は殆ど摂れない状態。ヒポクラテス顔貌あり。
担当医に文書で連絡を取ると、詳細な病状報告と「積極的治療は不可能の為、患者さんの苦痛をできるだけ取ってあげて下さい」との返信を頂きました。

鍼施術結果

腹水や下肢の浮腫みは殆ど消失。

肝肥大や胃部の硬さは触れなくなり、痛みも殆ど消失。眠れるようになる。

食欲増進し、体重も増加。タール便が肉眼的には茶黄色軟便に変化。

ご家族は鍼療法継続を希望するが、患者さんの複数のご兄弟は鍼を疑って大反対。

来院時の本人は「身体が異常にえらく痛みも取れないので、潰瘍ではなく癌だと思う。しっかり治したい」と話していた。ところが、余りにも状態が回復した事でやはり潰瘍だったのかと安堵し、後は自分で治せるからと自営業の仕事を優先し鍼療法を中止。

③肺癌 (一時的外泊中に鍼療法の往診)

症状―骨転移による疼痛(鎮痛剤を服用中)。血痰を伴う咳が頻繁。不眠状態。

鍼施術の結果

痛みは消失し、咳や血痰もほとんど消失して眠れるようになる。

車椅子で外出(食事など)できるようになる。
症状が安定した為、再度入院し肺野の検査中に大出血を起こして容体急変。

*上記3例は、諸事情で鍼療法を中止した後残念ながら生涯を閉じました。

④結腸癌(回盲部)の手術予定。―検診で発覚。自覚症状はない。

入院待ちの2週間、2回(朝・夕)/1日、毎日鍼療法を行った。

鍼療法後の結果

内視鏡的手術を実施するが、腫瘍は見当たらない。
診断医は、「確かに癌なのに」と何回も検査所見を確かめていたとの事。
鍼療法は現在も継続中で、10年以上経過しても異常なし。

継続鍼療法中の症例、

①乳がん再発と思われる腋下リンパ節の腫瘍(病理検査を勧められるが、鍼の結果で決めたいと決心は固い*医師から病状経過予測・治療方針の説明を受けている)

来院時の症状

腫瘍の形態はカリフラワー状で、硬くて固定し、深部の判別困難。皮膚は軽く発赤し、自発痛と熱感あり(出血前駆症状)

腫瘍側の胸全体が異常に冷たくて自分で胸を温めるが効果なし。低体温。

全身倦怠感強度で身体が動かないと言う。眠れない。

鍼施術後の変化

腫瘍の変化―可動性となり、カリフラワー状や熱感・痛みなどは消失。

腫瘍は徐々に外側から柔らかくなり、現在は一つの腫瘍が縦横に割れる形態になって徐々に縮小あり。

その他―体温36、3℃に上昇。夜間は熟睡できるようになる。

排便状態が良くなる(いつも軟便だったが、バナナ状の便に変化)

②結腸癌(癌腫瘍摘出術の1年9か月後に腹膜播種発覚し、横行結腸と小腸のバイパス術のみ施行)

来院時の症状―抗がん剤治療中。

経口摂取不可のため、口から固形物を食べたい欲求大。

頻回の腸蠕動亢進・蠕動弱に伴う下腹部全体の硬い膨隆と腹痛に悩まされている。

顔色不良、下腹部は皮膚薄く、ベニヤ板状で弾力無し)

鍼施術後の変化

顔色は明るくなり、腹部も弾力が付く。

1か月後には経口摂取の許可あり。量は少なめに摂取するよう言われている。
抗癌剤治療は当初 1回/2W →鍼施術1年後から1回/3W 弱い抗がん剤に変更。
腹膜播種発覚から1年6か月経過した現在も再発兆候はなし。

*医師から「普通はとっくに亡くなっている。抗癌剤が効くのは奇跡」と言われる。

以前からの下腹部症状(1日数回、腸蠕動の強・弱による下腹部膨隆に伴う疼痛持続。抗癌剤施行したときは特に程度が強い)は持続。

体重増加3㎏あり。

*継続鍼療法の2例は、旅行やゴルフにも行き、通常の日常生活を過ごしている。

癌に対する本院の鍼施術後の共通変化は、いずれも①腫瘍触知の縮小、②除痛効果、③食欲が出て体力増強、④QOLの拡大です。

○ 東洋医学は、西洋医学の目に見える形・数値を追った発展とは異なり、唯心論・形而上学的発展から人と自然界の繋がりを「天人合一」とし、人の発生・生理・病理は目に見えない精(血)・神(気)論から展開発展した医学と言われています。その特殊性から、鍼灸の臨床結果についての科学的立証は残念ながら現時点では困難な様です。

現在の鍼灸の臨床は標準化された施術法はなく、個々の鍼灸師の漢方医学理論の解釈やその応用法は多彩で、従って施術作用にも違いがみられます。

本院の癌に対する鍼療法は症例数が少なく信憑性には欠けますが、癌に限らずその他の慢性痼疾疾患でも、体表観察での改善や血液検査や心電図・レントゲン所見などの改善から、全身の修復作用が強化されたものと推測できます。

科学的立証が不透明な現況下での事例報告には躊躇しましたが、諦めないで本院の鍼療法を一度お試しになる選択肢も良いのではと思い公表しました。

その他冷え性、肩こり、易疲労、不眠症、高齢者の軽い認知症・嚥下反射低下・廃用性機能障害・尿失禁
外科手術後のリンパ性浮腫
褥瘡など